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 国立研究開発法人 産業技術総合研究所 人工知能研究センター 辻井潤一 研究センター長(フェロー)が、計算言語学会 (Association for Computational Linguistics; ACL) より「2021年 ACL Lifetime Achievement Award」を受賞しました。
 「ACL Lifetime Achievement Award」は、2002年に創設され、自然言語処理・計算言語学分野において長期にわたって持続的に学会発展に貢献し、顕著な功績を挙げた人物に対して授与される賞です。自然言語処理・計算言語学分野における最高の栄誉な賞であり、日本人としては2003年の長尾真・元京大総長に続いて2人目の受賞です。辻井研究センター長は、これまでに、機械翻訳システム、言語解析、生物医学のテキストマイニングなど、自然言語処理や計算言語学の主要分野において、毎年数多くの優れた研究成果を挙げています。特に、テキストとドメイン知識を融合した構文解析ツール、アノテーションツール、情報抽出ツール、コーパスなどを研究開発・提供し、生命科学における自然言語処理の応用分野の拡大等に貢献したことが高く評価されています。

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