AI and Society

現在オンラインで開催中のHPCに関する国際学会「SC20」において、大規模機械学習処理のベンチマークであるMLPerf HPCにて、ABCIと富岳が1位、2位を獲得し、日本のスーパーコンピュータが上位を独占しました。「ABCI」は国立研究開発法人 産業技術総合研究所(産総研)が運用するスーパーコンピュータシステム「AI橋渡しクラウド」、「富岳」は国立研究開発法人 理化学研究所(理研)と富士通株式会社が開発中のスーパーコンピュータです。MLPerf HPCは、スーパーコンピュータ規模の処理を必要とする大規模機械学習処理のベンチマークで、宇宙論的パラメータを予測する「CosmoFlow」と異常気象現象を特定する「DeepCAM」という2本のベンチマークプログラムで性能を競います。
富士通、産総研、理研および、株式会社富士通研究所は、開発した大規模機械学習処理を高速化するライブラリやAIフレームワークといったソフトウェアスタックを今後一般公開します。

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