2020.10.16
人間と機械の協調的な運動の設計に有用な手がかりを発見 ~機械の適切な支援のタイミングの同定と人間の知覚の順応現象の応用可能性~
- Technologies
- Fundamental/Theoretical research
- 国立研究開発法人 理化学研究所 革新知能統合研究センター
- https://aip.riken.jp/pressrelease/plosone200813/?lang=ja
<プレスリリース>
2020年8月13日
東京大学
理化学研究所
東京工業大学
科学技術振興機構
発表者
・松原 晟都(東京大学大学院情報理工学系研究科 博士課程1年)
・脇坂 崇平(東京大学先端科学技術研究センター 身体情報学分野 特任研究員)
・青山 一真(東京大学大学院情報理工学系研究科附属情報理工学教育研究センター/バーチャルリアリティ教育研究センター 助教)
・Katie Seaborn(東京工業大学工学院経営工学系 准教授)※
・檜山 敦(東京大学先端科学技術研究センター 身体情報学分野 講師/理化学研究所革新知能統合研究センター 客員研究員)
・稲見 昌彦(東京大学先端科学技術研究センター 身体情報学分野 教授)
※ 理化学研究所革新知能統合研究センター客員研究員を兼務
発表のポイント
・人間の行動に合わせてその動きを支援するシステムの設計において十分に検討されていない、人間側の知覚と機械側からの支援のタイミングの問題に着目し、筋電気刺激を使った実験で2つの新たな知見を得ました。
・身体運動の開始から機械が運動を支援するまでの時間差を計測することで、機械が適切に介入できる時間範囲を求めました。
・人間の意図と機械の動作のずれを防ぐ上で、知覚が順応する現象の応用が可能であることを明らかにしました。
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