2022.04.26
多変数データを用いた非線形因果探索技術の開発
- Technologies
- Fundamental/Theoretical research
- 国立研究開発法人 理化学研究所 革新知能統合研究センター
- https://aip.riken.jp/news/20220426_pressrelease_aip-fujitsu/?lang=ja
理化学研究所(理研)革新知能統合研究センター目的指向基盤技術研究グループ因果推論チームの清水昌平チームリーダーらの共同研究グループは、多変数データから非線形な因果関係を推定する新技術を開発しました。
今回、共同研究グループは、識別性が保証された非線形因果モデルのうち、自由度が最も高いモデルの一つであるポスト非線形因果モデル(PNLモデル)に基づき、ニューラルネットワークを用いて因果構造グラフを推定する技術を開発しました。
本研究成果は、現実の問題が持つ非線形性を前提として、多変数データから因果関係を見つけ出すことで、科学的発見やビジネス課題解決に貢献すると期待できます。
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