2020.06.30
ガラスにならない超高温酸化物液体が持つ特異構造 ―宇宙・地上での実験と大規模理論計算・先端数学の連携による発見―
- Technologies
- Fundamental/Theoretical research
- 国立研究開発法人 理化学研究所 革新知能統合研究センター
- https://aip.riken.jp/pressrelease/er2o3200602/?lang=ja
<プレスリリース>
2020年6月2日
国立研究開発法人 宇宙航空研究開発機構
国立大学法人 琉球大学
国立研究開発法人 物質・材料研究機構
国立大学法人 京都大学
国立大学法人 弘前大学
独立行政法人 国立高等専門学校機構 函館工業高等専門学校
国立大学法人 東北大学金属材料研究所
株式会社エイ・イー・エス
公益財団法人 高輝度光科学研究センター
国立研究開発法人 理化学研究所
国立研究開発法人 科学技術振興機構
研究概要
宇宙航空研究開発機構、琉球大学、物質・材料研究機構、京都大学、ノルウェー科学技術大学、弘前大学、函館工業高等専門学校、東北大学金属材料研究所、エイ・イー・エス、高輝度光科学研究センター、理化学研究所からなる国際共同研究チームは、「きぼう」の静電浮遊炉「ELF」における液体の微小重力下無容器密度計測、大型放射光施設SPring-8の高エネルギーX線を用いた浮遊法による無容器構造計測、ノルウェーグループのスーパーコンピュータを用いた大規模理論計算を併用し、さらに先端数学(パーシステントホモロジー)を利用しながら、ガラスにならない液体として知られている酸化エルビウム(Er2O3)液体(融点:2413℃)の原子配列と電子状態を世界で初めて解明しました。
jpTechnologies
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