2020.05.29
ウイルス感染環境下の行動変容を起こさせる説得メッセージと運用に関する検討(日本大学)
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- 日本大学
発表内容の分類
- 感染症の伝搬抑制、人の社会的行動把握に対する AI による支援
技術レベル
- 現在、研究開発プロジェクトの立案中である
利用するAI 技術
- 集合知を用いた教師データのフィルタリング(情報整理系) 転移学習(データ解析系)
コロナ感染拡大を防ぐためには、日頃の活動を大幅に変更して、国・自治体から出る対策に従う「行動変容」を起こす必要がある。これまで、説得心理学を援用して、コンピュータ・ウイルスに感染した人々に、どう説得すれば行動変容を起こしウイルス対策を行うかを研究してきた。その結果、行動変容に最も大きな影響を与えるのは、「効果性認知」である事である事や、有効な説得の方法などを明らかした。一方、海外の研究者との共同研究から、行動変容に影響を与る因子は、国民性によって違う事も解ってきた。以上のような社会科学的な知見をベースに、自然言語データに対するディープラーニングを用いたAIを使って、マスユーザ向けの説得情報の抽出、及び個人のプロファイルに応じた説得メッセージの内容と効果的なメッセージ配信方法を具体化し、コロナ拡大防止に役立てる 。
担当研究室・研究者名及び連絡先
日本大学理工学部 栗野・吉開研究室 栗野俊一、吉開範章
kurino[atmark]math.cst.nihon-u.ac.jp, yoshikai.noriaki[atmark]nihon-u.ac.jp
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