2020.05.29
生物(地衣類・菌類)由来代謝物分子の抗ウイルス機構のAI活用分子論的研究(日本原子力研究開発機構)
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- 日本原子力研究開発機構
発表内容の分類
- その他
技術レベル
- 現在、研究開発プロジェクトの立案中である
利用するAI 技術
- ニューラルネット他
本原子力研究開発機構(JAEA)は新型コロナ感染症に係る非常事態宣言を受け、これまでに研究開発してきた地衣類・菌類が産生する代謝物分子の放射性物質との錯体形成機構に関する原子・分子シミュレーション技術を代謝物分子が持つ抗ウイルス特性の機構解明に向け活用する研究開発に着手しました。地衣類・菌類は長い進化の過程で抗ウイルス特性を有する様々な代謝物分子を生み出しましたが、その分子論的機構解明を目標とし、薬剤開発の一助となる知見の取得を目指します。その際、分子内の複雑な水素の動きを捉え様々な水素配位を系統的に計算するため、AI技術を用い計算の大幅な効率化を実現します。
担当研究室・研究者名及び連絡先
システム計算科学センター・シミュレーション技術開発室・数納広哉 suno.hiroya[atmark]jaea.go.jp,
システム計算科学センター・町田昌彦 machida.masahiko[atmark]jaea.go.jp
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