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AIの研究開発などを行う部署

(1) 教育研究院自然科学系(工学部)

(2) 教育研究院医歯学系(皮膚科学分野)

(3) 教育研究院医歯学系(血液・内分泌・代謝内科学分野)

(4) 教育研究院医歯学系(形成・再建外科学分野)

(5) 教育研究院医歯学系(消化器内科学分野)

(6) 教育研究院医歯学系(生体液バイオマーカーセンター)

(7) 教育研究院医歯学系(バイオインフォマティクス分野)

(8) 脳研究所

AIの研究開発などの取組概要

教育研究院自然科学系(工学部):
新潟大学では、AI・ビッグデータ・IoT等に関する分野融合研究を促進するビッグデータアクティベーション研究センターを組織しており、その中核となっているのは工学部の研究者である。その中の知能情報システムプログラムでは、農業や医療、さらには天文データの解析でAIの利用を進めている。

教育研究院医歯学系(皮膚科学分野):
【研究分野】重症薬疹の早期画像診断
【研究者】藤本篤、岩井由樹、村松正吾、阿部理一郎
スティーブンス・ジョンソン症候群/中毒性表皮壊死症(SJS/TEN)は、時に急激な経過で進行する致死的な重症薬疹であるが、早期診断法は確立されていない。我々は、工学部との共同し深層学習を用いてSJS/TENの早期皮疹(紅斑)を軽症薬疹から判別する画像診断AIを開発し、臨床応用へ向けて研究を継続している。

教育研究院医歯学系(血液・内分泌・代謝内科学分野):
当教室は、現場診療および健康寿命延伸に役立つ科学的エビデンスを確立するために、全国の病医院、健診機関、自治体、ハイテク企業などとのコラボレーションし、 人工知能による解析を含む大規模医療データサイエンスを推進しております。
(教授 曽根博仁)

教育研究院医歯学系(形成・再建外科学分野):
【研究分野】
・顔認識を用いた顔面神経麻痺度合いの認識、熱傷度判定等の研究をAIを用いて行っている。
・顔面神経麻痺の程度をポイント化し、治療効果の判定に用いられないか検討している。
・熱傷に関しては深達度を予想し、治療方針の決定に役立てられないか検討している。
【研究者】曽束洋平、若槻華子、松田健

教育研究院医歯学系(消化器内科学分野):
消化器内科分野は肝臓、膵臓、胆嚢、食道、胃、大腸、小腸と腹腔内臓器の多臓器の診断、治療にあたっている。年間900人以上の入院と多数の外来患者を有している。大学病院では採血を経時的に行い、電算室を利用したデータ抽出が可能である。現在、AIのなかでもDeep Neural Network(DNN)を用いて現在、B型肝炎の治療目標であるHBs抗原の予測を教師データを作製して行っている。またこれ以外にもCT画像や内視鏡画像もこれまでの蓄積が多く、臨床動態と合わせた追跡が可能である。

教育研究院医歯学系(生体液バイオマーカーセンター):
尿検査だけで人間ドックを実用化することを目指した「なんでも尿検査」プロジェクトを推進中。そのために、尿中のタンパク質を網羅的に解析するプロテオミクスで、バイオマーカーを単策し、そのエンサーをトイレに設置し、その解析をAI で行いたい。
(特任教授:山本格、特任準教授:平尾嘉利、特任助教:内許智博、山本恵子、Amr Elgoushy、柳田憲吾)

教育研究院医歯学系(バイオインフォマティクス分野):
医学部にAIセンターを設置し、医療現場で必要とされているAIの開発を推進する。現在、がん組織の病理画像からの病態予測、尿沈渣結晶の判定やCT画像による予後予測等の開発を進めている。新潟大学病院内に設置されるコワーキングスペースを活用し、AI開発について産学連携によるオープンイノベーションの実現を目指している。

脳研究所:
脳研究所では統合脳機能研究センターを中心に深層学習用コンピューターを用い、脳疾患の画像認識、動物・ヒトの運動認識をはじめとしたAI研究を進めている。今後、医療分野での臨床応用に向けて人工知能の研究開発を活性化させる必要があると考えている。


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