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  • 自律・分散型AI信号制御による「軽やかな交通管制システム」の実証実験を開始
    ―Society 5.0時代に求められる交通管制システムの確立を目指す―

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 NEDOと(一社)UTMS協会は「人工知能技術適用によるスマート社会の実現」事業において、電波レーダーやプローブ情報(位置情報)から取得した交通情報などを活用する人工知能(AI)を組み込んだ適応型の自律・分散交通信号機による交通管制方式の確立に取り組んでいます。これにより、従来の高度な集中制御方式の交通管制システムと同等以上の「軽やかな交通管制システム」を低コストで実現することを目標としています。
 本日、その一環として警察庁と静岡県警察本部の協力のもと、静岡県下12カ所の交差点で実道路における実証実験を開始します。今回の実証実験では、交差点での信号制御性能や平均旅行時間の短縮、横断歩道などでの歩行者の把握検証を予定しており、現状の信号機に比べて15~20%程度の平均旅行時間短縮による時間便益の向上とCO2削減への貢献が期待されています。
 本事業により、自動運転や高速大容量通信の実現をはじめとするSociety 5.0時代に求められる交通管制システムの確立を目指します。

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